このたび国分寺・国立支部、支部長に就任いたしました。改めてご挨拶いたします。前期迄 副支部長 兼 専務理事を務めている間、事業に行事に会員の多くの方々に支えられ、つつがなく任務を全うできましたこと誠に有り難く御礼申し上げます。今般の総会にて支部長に推挙頂きましたが、不動産業界のみならず経済界全般に景気の沈滞感が充満し積極経営も躊躇するような時代であります。このうえは、この倦怠感のようなものを払拭すべく永年の理事経験を活かし、職務に精励する所存でございます。何卒 公私共々ご指導ご援助を仰ぎたく、ここにお願い申し上げます。 厳しい時代です。 会員減少は景気のせいなのか?業態の魅力低下なのか?その昔、創始の心に戻れば、今正に会員同志が扶け合う場として生まれた業協会に、救いを求めるところでしょう。業務支援、奥深いコニュニケーションを期待し、私達が働きかけようではありませんか。住宅ローン減税や住宅エコポイント制度等、心強い政策を追い風にしたいところですが、現実は住宅建設着工が減少傾向にあるうえ消費者の暮らし方意識の高まりで高級というより充実設備の住宅が賃貸にも分譲にも普及し、狭い暗いといった住環境は受け入れられなくなっているようです。かといって所得の水準が向上した様子も無く、空き屋・空き店舗の解消に心を悩ませている業者が大勢いるのではないでしょうか。 だから宅建業者も変わらざるを得ない。将来的には居住スペースの仲介だけでなく時限的販売や整備、関連商品の販売等、総合的サービスを提供する場になるでしょう。税制面、業法面から見ても、現在は、なんにおいても大変複雑になっており、短期的な見通しも、正確な予想を立てる事は容易ではありません。予期しなかったことが生じる、そのような事が頻繁に起これば戦略の見直しを強いられます。しかし、こうして起こる環境変化に依って新しい機会が生まれる。この変化を取り込めるかどうか。これを組み込んで行動する。「従来やってきた事を確実にこなす」ではなく「考える行動をする」。規模の大小に関係なく組織を経営する方であれば、そこには何らかの夢や想いがある筈です。そして、そうした形に表せ切れないものを共有出来るかどうか?ビジョンを通じた繋がりを持てるかどうか?如何ですか、一緒にやりませんか? 苦情処理は国民的話題です。先月、立川地域での野良猫の餌付け訴訟が新聞紙面に載りました。一昨年「隣人トラブル防止・解決のための条例」の制定を求める陳情を国分寺市議会で全員賛成で採択されました。この件は被害者から相談を受け、理事会にて相談したところ、理事全員から署名を頂き、署名を基に訴えたものが形になりました。又、「国分寺市まちづくり条例」成立当初の条文の一部に疑義不満があり、その後、条例見直し時期到来と同時に、理事有志を中心に活発な意見交換から意見集約が計られ、意見書として提出し、今もその推移を見守っております。例として国分寺市の二件を揚げましたが、国立市もしかり、事程左様に諸事雑多ございます。視点を変えて私達が組織する団体の一つである東京不動産政治連盟の加入を促進しております。政局の著しい動きは私達の日々の仕事にも大きく係ってくるものが多く、陳情のみならず、強い具申先を求めて右往左往しているのが現状ですが、例えば更新料の是非、税控除、家賃等の取立て行為の規制法等、多くが政治の行方に関連して成り立っています。生活向上に、なくてはならない我業界の気持ちを、理解していただいた上で「数は力」の政局に私達は一丸となって、正しく必要な事は強く求めていかねばなりません。上原前支部長は任期中の発言・行動に、本部関係者から「持ち前の誠実さと思慮深い姿勢」を高く評価され、本年度は東政連の副会長として、その手腕を期待されております。お陰で今後の展開に希望が持てそうな気がしております。私も支部会員の加入率を上げ、前出のように「数は力」で応えたく思います。皆様の積極的な応援を強くお願いするものです。多くを申しましたが、我支部も、世代が着実に引き継がれています。考えて行動する人材を養い、就業意欲を高める土壌を作り上げる。我々が一社一社強調しあい、会員が結集して一緒に立ち向かっていけるように、お力をお貸しいただきますようお願いし、挨拶にかえさせて頂きます。